Leitz Hektor 73mm f/1.9

Hektor 73mm/f1.9、購入してしまった・・・。

2016/09/17

Summilux 35mmでライカレンズは、終わりにしようと思っていたが、更にほしいレンズが現れた。

ドバイ生活7年目に入る自分へのご褒美として・・・。

何かと理由を付けてレンズを購入するあたり、これが所謂レンズ沼なのかな。と感じている。

ライカを始め現モデルのレンズでは、Sharpな画像を得ることができ、Sharpな写真はそれはそれでとてもいいのだが、何故か最近そのような写真を見ていると、少し疲れを感じる。

そこでコンセプトの全く違うレンズを探していたところ、Thambar90mmf2.2(ライカ唯一のソフトフォーカスレンズ)という銘玉があることを見つけた。素敵な玉ボケ、素敵な柔らかい描写ができ、とても興味が湧いた。

しかしながら、如何せん製造本数の少なさや経年のため、見つけるのも難しくそれに昨今のライカオールドレンズ高騰のため、手が届きそうにない。また、90mmという長さそれに重さも重量級のため、別レンズを探すことにした。

Thambarのソフトフォーカスレンズとは違うが、「滲むレンズ」として有名なライカのオールドレンズであるHektor 73mm/f1.9である。購入したものは1933年製。個体差が多く当たり外れも多いレンズだが、Thambarに比べまだまだ入手しやすいし、73mmは僕にとって使いやすい長さである。

80年以上も経過したレンズであるが、これまでどのような人が手に取りこのレンズでどんな描写を見てきたのか?を想像すると、とてもワクワクする。実際どのような写りになのか?も気になるところだが、自分より長きに渡り80年間も歴史を見てきたレンズでの撮影が今から楽しみだ。

これが、やっぱり(オールド)レンズ沼なのかな・・・。

lr-1000069

-Leitz Hektor 73mm f/1.9