小さな世界での衝突から感じるところ・・・。
最近感じることがある。「老」とはなにか?
家で家族と話していて、意見が合わなくなるシーンがある。
老いてくると、経験からの判断と自分の「こうあるべきだ」という感情が先に立ち、相手を理解したいがどうしても譲れないところが狭まってきていると感じている。
この「どうしても譲れないところ」が若い時は、「考え方はいろいろとあるよなー。」と妥協というか理解しようと努めていた。でも、老いてくると、自分の世界が狭まってきたり経験が邪魔をして、ある瞬間どうしても譲れない自分の言い分を理屈抜きで通そうとしてしまうことがある。
小さな世界である家族で起こっているシーンが、広い成熟した世界でも同じように起こっているような気がする。
何が正しいか?ではなく、自分の欲しているところが正しいもので、「自分の世界でこうやるんだ!!」と。正当手段で示せない場合は、武力で示す。
他の不幸せを利用して、存在感や意見を通す。というような。
これから、世界はどうなっていくか?
皆が求めるものは「幸せ」であるに違いないはずであるが・・・。